はい。FM青森の藤田絵里賀です。よろしくお願いします。
お願いします。さて、今年の夏のイベントといえば、青森、どんなものがあったんでしょうか?
はい、青森といえば、やっぱり日本三大火祭りの一つといわれています、青森ねぶた、熱い祭になりますよ。訪れた観光客の数は、青森ねぶた期間、トータルで335万人となっています。
すごい数だ!
この青森ねぶた、最終日はなんと、ねぶたがですね、青森港から海上運行に出発するんです。ですので、まずはその〈青森市〉にあります青森港をご紹介していきたいんですが、青森港は昭和16年に制定された「海の記念日」発祥の地としても有名です。
港には本州と北海道をつなぐあしとして大活躍しました「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」が、日本初の鉄道連絡船ミュージアムとして岸壁に保存されています。今でも郷愁を漂わせて静かに青森港にたたずんでいますよ。
はい。
で、続いてその青森市からですね、車で1時間半ほどのところにあります〈小泊村〉なんですが、北津軽郡の最北端にある村なんですけれども、ほぼ村の半分が海岸線に面してまして、海ドリームの町というキャッチフレーズがついていますとおりに、小泊村の海域はですね、暖流と寒流の潮の当たり目にありまして、新鮮な魚介類が豊富にとれます。
で、小泊村のおすすめはですね、東京の築地でも人気の「海峡メバル」と日本海沿岸では随一の水揚げを誇ります「イカ」となっています。
おいしいんでしょうね。
イカの沖漬けなんて最高ですよね。
またこれお酒ですね。
あつ、すいません。で、つづいてこちらも青森市内から車で1時間ほどの〈鯵ヶ沢町〉というところなんですが、日本海側にもちろん面してまして、青森県で3番目の広さの土地面積を持っています。また南側は世界遺産に登録された、クマゲラの生息地としてしられる白神山地となっていまして、秋田県に隣接しています。
私も夏はですね、よく行くドライビングスポットなんですけれども。鯵ヶ沢町で必ず寄るところがありまして、創業2周年を迎えた「海の駅 わんど」というところなんです。この「わんど」というお店の名前なんですけれども、海の駅の名前なんですけれども、津軽弁で私たちという言葉なんですね。
ああ、そうなんですか。
ええ、そういう言葉なんですよ。で、その「海の駅 わんど」。そこはですね、地元の特産品、新鮮な海の幸や山の幸が盛りだくさんで、生産者の顔の見られる食品が揃っております。そしてこちらの2階はですね、「鰺ヶ沢相撲館」となっていまして、舞の海さんをはじめまして、鰺ヶ沢町の出身力士を紹介しています。
で、ラストになってしまうんですが、その鰺ヶ沢町のお隣になりますね、〈深浦町〉です。なんと海岸線が46km余に及びまして、古くから海と関わりあいのある町なんですね。
すごい長さですね。
長いんですよ。で、藩政時代は上方と北海道を結ぶ北前船の「風待ち湊」として栄えまして、歴史と文化の香り高い町です。で、その海岸にはですね、千畳敷海岸がありまして、ま、千畳敷ですから、もちろん広い海岸なんですが、1792年に起きた大地震で、岩棚が隆起して出来た地形でして、藩政時代に津軽藩歴代藩主が千畳の畳を敷いて宴を催したという伝えから千畳敷海岸と名づけられました。
その千畳敷海岸、カブト岩、潮吹き岩、ライオン岩、恵比寿岩、人面岩などおもしろい形の岩がたくさんありますので、そちらも楽しんでみてください。
あの、名前の通り、こうカブトの形とか、ライオンの形に見えるんですか?
そうなんですよ。
ファミリーで行くのも楽しいですね。こういうところはね。はい、FM青森から藤田さんでした。ありがとうございました。
さ、続いてはFM秋田です。秋田県のベイエリアにはどんなものがあるんでしょうか? FM秋田の工藤さん。
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